VSSのバックアップタイプを変更する

概要

AIPではVSSのバックアップタイプは フルタイプ がデフォルトとなっています。簡単に言えば フルタイプ の場合、ExchangeやSQLServerのトランザクションログをトランケートします。

そのため、例えばSQLServerのAgentタスクで差分バックアップを行う場合、トランザクションログがトランケートされてしまい差分バックアップからの復元に失敗します。

回避策

VSSのバックアップタイプをコピータイプへ変更します。
コピータイプの場合、トランザクションログのトランケートが発生しなくなりSQLServerのAgentタスクでのバックアップが正しく継続できるようになります。

vss_backup_type=1  ---> Full type
vss_backup_type=5  ---> Copy type

aip.iniをテキストエディタで開き、下記セクションにvss_backup_type=5 を追記してください。
[aipcopy]
vss_backup_type=5

対象製品

- ActiveImage Protector 2018 Update7
- ActiveImage Protector 2022



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