RHEL8.4に相当するカーネルでオンラインバックアップ時にOSがハングする

概要

RHEL8.4で実装されている下記カーネル以降を使用するとオンラインバックアップ時にOSがハングする現象が確認されています。

- 4.18.0-305

RHELのクローンOSのディストリビューションでも同様の問題が発生します。
*ActiveImage Protector 2018 Linux Update8 は、Redhat 8.4以降を未サポートです。ActiveImage Protector 2022 Linux へのアップグレードをお願いします。

原因

スナップショットドライバーと上記カーネルで何らかの競合が発生しており、OSがハングします。

回避策

1) ドライバーのアンインストール
/opt/Actiphy/AIP-packages-tool.sh を実行し [7] Uninstall datto driver を選択し Do you want to uninstall datto driver and rpm? [Y/n] で y を入力してアンインストールします。

2 ) OSを再起動し 4.18.0-240以前のカーネルで起動

3) kernel-develのインストール
/opt/Actiphy/AIP-packages-tool.sh を実行し、[4] Install Kernel-devel を選択します。

下記が表示された場合はすでにインストールされているので、4)に進みます。

Already installed rpm packages:
[ kernel-devel-XXXXXXXX]

4) ドライバーのインストール
[5] Install datto driver を選択してドライバーをインストールします。

対象製品

- ActiveImage Protector 2018 Linux



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