mesa-libGLパッケージをインストールした後、「Oh no! Something has gone wrong.」が発生する

 

概要

 

CentOS7.4以下では、インターネット経由でGUIに必要な最新のパッケージをインストールして再起動すると下記メッセージが表示されGNOMEデスクトップ環境が起動しません。

"Oh no! Something has gone wrong."

 

原因

 

これは、RHEL7.4/CentOS7.4以下でmesa-libGLが依存するパッケージが更新されると発生します。
またRHEL7.5/CentOS7.5でmesa-libGLをインストールするとGNOMEのログインが出来なくなる現象も確認しています。
これはパッケージ側の問題です。

インターネット経由でyumを実行する場合は、RHEL7.6/CentOS7.6以降のOSを使用してください。

RHEL7.5/CentOS7.5以下をご使用する場合は、OSインストールメディアからパッケージをインストールしてください。
既に個別のパッケージをインターネット経由でインストールしている場合は、[Protected multilib versions] のエラーが発生することがあります。
その場合は個別に解決する必要があります。

 

回避策1

 

RHEL7.6/CentOS7.6以降のOSをインストールしてご使用ください。

 

回避策2

 

Oh no!の画面が表示されてしまった場合は下記手順を行ってください。

1) ログアウトボタンを押して下さい。
2) Alt + F2でコンソールを切り替えます。
3) 下記コマンドを実行し、全てのパッケージを更新してください。
    # yum update
4) OSを再起動します。

 

対象製品

- ActiveImage Protector 2016 Linux / 2018 Linux / 2022 Linux 



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